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野狐禅



Album Intro
Lyrics
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野狐禅

約束

Lyricist:濱埜宏哉
Composer:濱埜宏哉

くたびれた特急列車が 夕暮れ 線路沿いの静寂を吹き飛ばすと
光と闇のストライプが 僕をそっと包んでゆきます
チカチカと瞬く光は かつて夢見ていたもののように眩しくて
思わず目をそらせば 無造作に足跡が放り投げられています

「辛い想い出は 何のためだったの?」
セピア色の中の君の声が 乾ききった胸に響く

くやしくて くやしくて こぼれ落ちた涙は
懐かしい 懐かしい 情熱の温度に似てる
何一つ踏み出せず ただ怯えてるだけの
臆病な情熱は もう捨ててしまおう

いつまでも振り返ってはいられまいと踵を返してみたものの
向かう道にのしかかる混沌は やっぱり僕を苛みそうで
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それでも ここまでこうして ずっと踏みしめてきた道だ
ここにもきっと 黒い足跡を撒き散らしてゆくのだろう

「遠い憧れは 今 どこに行ったの?」
セピア色の中の僕の声が 乾ききった胸に響く

苦しくて 苦しくて 諦めをなぞる指は
力無く横たわる敗者の背中に似てる
何一つ踏み出せず ただ怯えてるだけの
臆病な情熱は もう捨ててしまおう

くやしくて くやしくて こぼれ落ちた涙は
懐かしい 懐かしい 情熱の温度に似てる
何一つ踏み出せず ただ怯えてるだけの
臆病な情熱は もう捨ててしまおう