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Ko Shibasaki



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Ko Shibasaki

百年後

Lyricist:柴咲コウ
Composer:崎谷健次郎

消えかけた 蛍光灯
うつむいて歩くきみ
くたびれたアパートに向く
後ろ姿を追う

傾いたトタン屋根
パタパタと音たてる
泣きべその私の頭を撫でる

きみの謝りの一言
聞いたとき ハッとした
例えば 10年後にもし
2人がこのまま

お互いを敬えず
気遣えなくなるなら
美しいまま「過去」にしたほうがいい

時が経ち 歳をとり
憧れも薄れ去り
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若かりし頃の思い出
少しずつ忘れる

そんな日が訪れることに
怯え震える
私を静かに見据え つぶやく

きみのまっすぐな一言
聞いたときに気づいた
こんな私をなだめてくれるのは
きみだけ

長くない一生の中で得た
喜びのきみ
離れること それは
生きていないと同じこと

百年後、この世にはいなくとも
お互いを 想い合い
できた 幸せの輪(あかし)が
新しい命の中に宿る